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第14回 DIYグランプリ
第14回 DIYグランプリ概要
株式会社エンチョー
代表取締役社長遠藤健夫

皆様のDIYへの理解と愛着を深めていただくために始めた「エンチョーDIYグランプリ」も、今年で14回を数え、 本年は全国各地から524の応募作品が寄せられました。 どの作品も創意工夫にあふれ、素晴らしい出来映え のものばかりで、いつものことですが、審査の際にはどの作品を選定するか、非常に頭を悩ませました。 工作部門をはじめ、ジュニア工作、リフォーム部門では、材料選びから細部の加工に至るまで、製作者の気配 りと愛情のこもった作品揃いで心を打たれました。 昨年DIYグランプリに輝いたガーデニング部門では、自然との共生を基本に、普段の生活に彩りを添え、暮らしに潤いを与えてくれる力作が揃い、審査の目を和ませてくれま した。 また、本年からこれまでの各大賞に加え、リサイクル・エコロジー大賞を新設定致しました。この賞は社会的関 心の高い"環境"に焦点を当て、廃材を生かした作品や地球環境に配慮した素材を集めて製作した作品を募り、 選定致しました。 当社もグループを挙げて環境保護活動に取り組んでおりますが、「DIYグランプリ」を通じて、皆 様の環境に対する意識向上のお手伝いが出来ればと考えております。 来年以降も「エンチョーDIYグランプリ」で、皆様のアイデアと心のこもった作品に出会えることを楽しみにしております。

第14回 受賞作品一覧

DIYグランプリ

「計器収納庫 ハカロウ」/長谷川 渉

とかく置きわすれたり、無くしがちな計器類をまとめて納めた計器収納庫です。右目に温度計、左目に湿度計を配すことでエアコン等の温度設定に気をくばり、こまめに確認して地球の温暖化に関心をもたせます。左右の羽根の部分を開くと家庭でよく使うメジャー等の計器類12種を収納、又、お腹の扉の中には血圧計、体温計を置きいつでも体調のチェックができ健康管理ができます。使用しない時は羽根を閉じ心を癒すオブジェとして身近に置いても違和感のないデザインにしてあります。計測器を使ってハカってみようということばとふくろうの形をかけ合わせて、計器収納庫ハカロウと名付けました。

審査委員評…山村レイコ

今までのグランプリの中では、ちょっと風変わりな作品 (?)かもしれません。味わいのある曲線はチェーンソーアートならではで、計器の収納場所のユニークさ、 デザインの愛らしさは、見た人に強烈な印象を残します。しかも大胆なのに細かいところまで神経が通っているのは、生きているから!?置き物ではなく、まさに家族の一員ですね。

工作大賞

「トンボ箪笥」/饗庭 弘治

「家族みんなで使って楽しいものを作る」それを目標に制作しました。

審査委員評…山村レイコ

技術と想像力に溢れる饗庭ワールドは無限大!木の組み合わせで生み出される作品は、いつも美しくて大感動ですが、今回のトンボ箪笥は、更に楽しさが伝わってきました。絶妙な数と大きさのトンボとほんのり灯りのお陰でしょうか。まるで野原にあるような自由さと大きさを感じます。使い勝手もよく、「素敵!」の一言です。

「キッズワールド」/今村 税次

1.孫の成長とともに数々のおもちゃを作ってきましたが完成度高めたモデルを長く残してあげることにしました。
2.お遊びの思い出がそのまま残せるように、ヨットの帆を棚にして、おもちゃをクレーンで上げ下げが出来るようにしました。
3.じぃじやパパのお気に入りのCDとワインを収納できるラックをキャビンと船体に作りました。

審査委員評…菅沼勝次

船のマストの部分に棚を作り、一品一品を手作りで仕上げられた点が注目されます。木工クラフトでギャラリーが、フッと作品の前で足を留めて鑑賞してもらえるには、樹種の選択が大切です。硬木の黒褐色から軟木の肌色まで工夫されていました。駿河湾に浮かべ、富士山を背に帆走させるイメージがフツフツと湧いてきました。

リフォーム大賞

「ロフトベッド」/嶋村 晃一

次女の小学校入学に合わせ、机とベッドの購入を考えた時、部屋のスペースを考慮し、ロフトベッドを検討したのですが、工業製品にあるマイナスの物作りではなく、手間を掛けた物を与えたいと思い、2台制作する事としました。

審査委員評…中田香苗

完成の夜、お子さんの喜ぶ様子が目に浮かぶようです。入学をきっかけに、ライフスタイルの変化に対応、愛情のこもった部屋作り、部屋の有効活用、丁寧な作成の様子など、様々な効果や技とアイデアが光ります。リフォームの楽しさが存分に味わえる素晴らしい作品でした。

ガーデニング大賞

「アーチの白木こうバラ白エンジェル トランペット小手鞠」/和田 悦子

木こうバラはアーチにしてきれいに咲きました。今年の花壇は白色を中心にしてみました。

審査委員評…金尾幸恵

和田さんの庭は、立体的に見せる工夫がしてある事、特に、咲き乱れる白い花達が評価されました。植物は環境に合った場所に植えなければ、元気に育ってくれません。花に対する日頃の手入れの良さ、愛情の深さが感じ取れます。これからも、花の持つパワーを多くの人に伝えて下さい。

ジュニア工作部門

「せんぷうきカー」/渡辺 敦士

はこんでいるあいだにあつくなるので、せんぷうきをつけたらすずしいと思ったので、作った。せんぷうきは、手動で動きます。

審査委員評…松原伸悟

夢を具体的な作品に仕上げていくためには、様々な技術が必要です。しかし、技術がどんなにあっても夢がなければ他の人々の共感を呼ぶような作品は生まれません。大賞に輝いた「せんぷうきカー」は、製作者の手元に入ってくる素材をすべて取りこんで夢をどんどんふくらませていくような、子どもらしい勢いのある素晴らしい作品でした。

リサイクル・エコロジー大賞

「青い渚のメロディー」/渡辺 章治

自然の流木を生かした作品。海から届いた旅の終着点で出合った流木に個性的な演奏家を製作してみました。

審査委員評…勝呂恵子

流木の中から生まれた、バンドマンの表情がとても素敵です。捨てればゴミ、生かせば資源。正にこの言葉にピッタリの作品です。渚に打ち寄せられた流木を放置すれば、ゴミの山がふえるだけでした。作者の豊かな感性により「青い渚のメロディー」となって、今ここに蘇ったと思います。

エンジョイDIY賞

「おばけぼんおどり」/佐野 涼太

海でひろった木と家の近くでひろったものをつかって、おばけたちの楽しいぼんおどりを作りました。気に入っている所は、まつで作ったま女のほうき、くるみで作ったがいこつの顔、ろくろっくびのくび、まがった木で作った大ダコの足です。ま女もどこからか、とんできて見えています。そんな様子を木のかげから見ているのは、人間のぼくです。

審査委員評…大滝重次

自然の木を中心として工夫して使い、見てすぐにはよくわかりづらい感じがしましたが、よく見ると、一つ一つが表情豊かに渡り表現されていて、本当に楽しくなる作品です。それぞれの配置、形などいかにも子供らしく「ぼんおどり」というイメージが大人にはないものをあらためて思い起こさせてくれました。

入賞
作品名 作者名
「愛犬ランの小屋」 三ツ谷 章
「いろいろ収納玄関シェルフ」 戸塚 豊
「軽自動車車中泊入門 リビングキット」 土屋 浩見
「のび~るチェア」 井島 淑隆
「旭山動物園」 武井 恵治
「魚のパズル」 東山 正幸
「あれこれアレンジ しほうだい(台)!」 倉澤 松弘
「モモンガの星時計」 山崎 康良
「ヒカリの家」 寺田 高士
「キッチンラック」 村松 敦史
「ピタコラスイッチ」 田中 宏幸
「ゆらゆらロッキングチェア」 島 佳吾
「ヒコドリ」 池上 知希
「魚つり」 海老子 歩
「すてきなおうち」 渡辺 美月
「キッチンコーナー」 指田 淳子
「べんりだな」 落合 晃希
「プランター園芸ハウス」 永田 次雄
「グランマが作ったフラワーロード」 高根澤 よつ
「立水栓と玄関アプローチ」 鈴木 孝治
「気分は里山暮し」 松田 澄夫
「バーベキューのできる憩いの庭」 斉藤 忠仁
入選
作品名 作者名
花と夢のゴンドラ」 志田 繁雄
「郵便受け(ポスト型)」 萩原 利幸
「ハーレーダビッドソン」 松本 善男
「渓流釣りを愉しむ仕掛け巻きと収納ケース」 鈴木 伸司
「風船イライラ棒」 鷲巣 利乃
「車椅子」 稲葉 修
「浮造りベンチ」 高杉 大介
「ルームアクセサリーになるテーブル」 高柳 万梨
「車用収納ベット」 後藤 高明
「ゼンマイで動くアルファロメオ」 家田 武彦
「ワゴンカウンター」 大場 進
「コンパクトデスク」 佐藤 大輝
「和風スタンド」 内藤 玲奈
「レンガハウス」 木下 香穂
「くるま」 木村 優希
「ガタガタへび」 久保田 穂高
「レンガハウス」 山本 竜也
「トラックのぎゅうにゅう入れ」 早房 龍矢
「Rock'n roll Cafe'」 今川 定彦&竜汰
「ステンドグラスとアンティークの似合う部屋」 松永 政子
「大人の遊び場ガレージ」 高橋 直人
「春の庭」 遠藤 美鈴
「渦潮」 鈴木 一正
「我が家の流れるウォーターガーデン」 長谷川 光弘
「カントリー玄関アプローチ」 土屋 博行
「外の手洗い」 藤井 徳博
「すわ輪太」 大竹 信二
「パックでガーデニング」  平本 美保
「みかん山の消毒用雨水貯水置槽」 本田 信一
「スケボーの飾り棚」 大塚 健人
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