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第8回 DIYグランプリ
第8回 DIYグランプリ概要
株式会社エンチョー
代表取締役社長遠藤敏東

ごあいさつ
21世紀初頭の第8回「エンチョーDIY大賞」を迎えました。 本年は昨年に増して応募作品が多く377点を数え、同時に一次審査にて選出されました作品は、どれをとっても非常に優れ、順位をつけることが出来ないのが私の一番の悩みでした。夫々の作品はどれも知恵を凝らした力作で機能的にも身近な実用作品でした。特に共通しているところは皆様の家庭の温もりが作品に表現され、使用されている材料の持ち味を充分に生かし、併せて物を大切にする心に加えて木との親しみを感じました。工作部門を始め写真部門、ガーデニング部門つきましても同様に審査していただきました諸先生方も大変悩み苦しんだと思います。来年度の「エンチョーDIY大賞」につきましては従来に増して「木」をベースにしながらも木とその他の何かを組み合わせてみるようなテーマ、或は材料にもっと身近な物を加えて、私共も皆様と一緒に考えてみる事を取り入れてみたいと思っておりますのでご期待下さい。今後も、より多くの方々のご参加を頂きながら、DIYの楽しさと素晴らしさをお届けするよう努力して参りますので、ご支援賜りますようお願い申し上げます。
平成13年10月吉日

第8回 受賞作品一覧

DIY大賞

「ぼくらのワーキング・ステーション」/倉沢 松弘

背中合わせ・横並びなど、自由に変形配置。パソコン仕事も可能なライティングデスク。子供達の折り紙や工作のための机(そういえば、宿題もできるな…)棚の高さは本やしまう物により上下できる。おまけにいすも作ってしまった。

審査委員評…石川松太郎

こういうものがあったらいい。しかしなければ作るしかない。まさにDIYの原点です。普段は場所をとらないが、広げるとたちまち一つの空間を作ってしまう。ここまで発想を煮詰めたのも立派ですが、技術もそれを裏付けています。大賞にふさわしい作品だと言えます。

準DIY大賞

「ガーデンパレット」/今村 悦次

家族からのヒントにより、四季で活用できるガーデニングテーブルの具現化、用途により使い分ける。

審査委員評…キャシー中島

すごいアイデア!私も心から我が家に欲しいと思いました。木の色とカントリーグリーンがとてもおしゃれ。使い道がいっぱいあって、みんなの人気者になりそうですね。これからもいろいろなアイデアでDIYしてくださいね。

ジュニアDIY大賞・ガーデニング大賞

「忘れ物「0」作戦」/山下 隼司

頭の部分の目・鼻・口などをマジックテープで表情を変えられるようにした。

審査委員評…太田幹晴

忘れ物をなくそうという必要性を感じての取り組みだったと思います。発想やアイデアは213点中のジュニア大賞にふさわしく、まさにこれからのDIYではないかと感じました。木の素材の活かし方、曲線と直線の調和、マジックテープの利用で毎日触れて、学校生活が楽しめそうです。

「庭の改造、ベランダ造り」/天野 春代

レンガをさがし、又、トレリスをカタログで見て注文シ、レンガを家に運ぶのも大変でした。図面を作り二人で話し合い造作。日常生活には、100%役に立ち楽しい毎日です。

審査委員評…古橋 くみ子

白いレンガやラティスを取り付けることによりハンギングバスケットやコンテナなど花や緑を飾るスペースが出来ました。楽しみながら庭造りをしている様子が伝わってきます。季節の草花を育ててみてください。お気に入りのお庭になるまでには長い年月と情熱が必要ですがガーデニングは楽しいですよ。

審査員特別賞-デザイン賞

 星空のテーブル-LOVEテーブル」/久世 喜好

昨年、制作途中でテーブルになっていたものを加工してイメージチェンジしました厚さ40ミリの天板カット後、いす部分とテーブル部分のカット、又35ミリ厚の脚にはアクセントの流れ星と月を加工し、接合部分はほぞ穴加工し丈夫に組み付けました。塗料は天然素材を用い、やさしく仕上げました。

審査委員評…井上 隆

星空をイメージするイスとテーブルは、バランスよくカットデザインされ、木のぬくもりのある素晴らしい作品です。また、脚にアクセントをつけた流れ星と月は、やさしい光がもれてくるような感じです。家の何処に置いても暖かさが伝わってくると思います。

審査員特別賞-アイデア賞

「テーブルパズル」/石原 清

組み合わせがたくさんあるので、どんな場所にも置きやすい。インテリアとしても使えるように色を塗り、普通の三角形ではなくパズルのようにはめ込めるようにしたこと。下も棚のようになっているので、物を置いたりするのにも便利なこと。

審査委員評…萩野昭子

色使いも、形もすっきりとした作品です。部屋の中へ置いても、庭へ持ち出しても簡単に使える便利さと、組み合わせによって色々な形になり用途も広がる楽しい作品だと思います。基本の三角形テーブル4個をパズルのように組み合わせる発想がジュニアらしいアイデアです。

審査員特別賞-技術賞

「ライティングデスク」/中谷 正

昨年6月に定年退職し、念願であった木工を始めた。第1回目の作品として、長年世話になった妻へのプレゼントに、以前から彼女が欲しがっていたライティングデスクの制作に挑戦。工作が容易な集積材を用い、ルーター・トリマーでアリ溝加工を行い、非常に堅固な物に仕上がったと自負している。上部の小さい引き出しは日常生活のもろもろの物、下部の大きな引き出しは妻の趣味の手芸材料を入れる予定。

審査委員評…太田幹晴

木工を始めて1回目の作品のようですが、完成度の高い作品で、技術の素晴らしさを感じました。集積材の利用は理に適い、デスクとして用いるとき目に入る木目は、ワークをより能率的に進めてくれるでしょう。収納スペースを広くするなど、家具として置くときも気品ある作品となっています。

審査員特別賞-ファミリー賞

「孫の夢ランド」/渡辺 正憲

・ 夢を与えてくれるキャラクターの表情
・ かわいらしさ
・ 遊具の円滑な動き

審査委員評…古橋くみ子

作品名が「孫の夢ランド」と名付けられていましたが、きっと「おじいちゃんと孫の夢ランド」なのでは?楽しさがいっぱいでお孫さんの成長を願う気持ちがひしひしと伝わります。木のぬくもりと愛情いっぱいに育ったお孫さんは、大きくなっても思い出に残ることでしょう。

エンジョイDIY賞

「夢のツリーハウス」」/中島 芳宏

できるだけ木を傷つけないように、古いタイヤをクッションにしたり、ロープを多用したハウス内はサッシ(中古)を使い、風や光や音が十分入る様考えました。一階も二階も楽しくどこにいてもワクワクする、そして美味しくお酒が飲める空間作りを目指しました。

審査委員評…キャシー中島

本当に夢いっぱいのツリーハウスです。こんな少年の心を持った男の人がたくさんいたらステキですね。これからハウスの中に、たくさん手造りのものが増えていくのが楽しみです。どうぞエンジョイしてDIYしてください。

入賞
写真部門
作品名 作者名
木のぬくもりとかわいい花のお庭 渡辺 育子
オーケストラのいる庭 橋本 茂二
ようこそ、我家のオープンカフェへ 渡辺 利男
さわやかリビング 平井 敏文
駐車場上部のウッドデッキ 中山 清
キッチンのリフォーム 川崎 博久
Dream朴居湯殿(ぼっきょゆどの) 朴居の会(代表 : 市川 仁)
癒しの風呂~リラックスバス~ 今川 定彦
工作部門
作品名 作者名
森の仲間の常夜灯 山下 史登
リサイクルのくつろぎスペース 長坂 結衣奈
織機 田中 成美
木製R/Cボート 関谷 登
木の玄関マット 小滝 茂
低床式 ゆったりマルチ椅子 岡安 宏之
屋内用 フラワースタンド 辻 雄大
ゆれーるイス 原田 和興
妻に贈る、飛び出す三面鏡 廣瀬 勇武
姿見鏡台 鈴木 行央
5時ラ 高根澤 勇
娘の机 鈴木 良幸
2号機 佐野 真
入選
写真部門
作品名 作者名
やすらぎの庭(こんな庭が欲しかった!) 岩間 圭介
想い重いのまくら木ガーデン 関野 行雄
ログハウス風サンルーム 河野 勝俊
我が家の快適空間(トイレ) 玉井 徹顕
6畳の和室を勉強部屋へ大作戦 梅田 美絵
富士山の見える車窓 武井 恵治
和風ステンドグラス 吉岡 伸朗
超大作”デッキ” ファミリー根本(代表 : 藤原良子)
My Garage「COZY」 山田 勲
パジェロ内装を木で 森田 和弘
工作部門
作品名 作者名
車のティシュ入れ 植田 健斗
くまのマガジンラック 遠藤 さつき
小物入れ+トイレットペーパー 佐川 拓也
木のパズル「おやゆび姫」 筒井 千尋
カメの親子 長辺 広大
ジョッキー 松谷 忠博
いす 小森 伸
猫の肩たたき 内山 芙美子
カントリー風ワインラック 河上 宏
竹置物 谷野 幸夫
田舎屋風の茶室 高木 幹雄
トイレ用マガジンラック 松本 弘
LOWテーブル 円山 省五
ジャンボオセロ 酒井 幸恭
イス 日向 正吉
パラソルを固定できるガーデンテーブル 岩下 千秋
森の知恵袋 杉江 一夫
ポスト兼新聞受け 澤居 太郎
カブトムシ 伊藤 鉱一
花台 伊藤 広
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