本年で23回目を迎えたDIYグランプリ。 昨年同様、みな様からの応募作品の完成度が非常に高く、 また、進化していることにDIYに対する愛情を感じています。 単なる素材からはじまり、試行錯誤し、時には仲間と協力し、 徐々に完成度を上げていく。 そして最後には今回のテーマでもある「e(い)~のできた!」と 歓声が聞こえてきそうな作品が今年もたくさん集まりました。 今回新設した「DIY学生部門」は、次の世代をになう若い世代の方にもDIYに興味を 持ち、挑戦し、その素晴らしさを体感していただければと思い募集いたしました。 その結果、応募総数は昨年を上回る1,362作品となり、 中でも若い世代(20歳未満)の増加が顕著でD I Yの層が確実に広がった、 広がってきているとあらためて確信いたしました。 これらの作品を選ぶ私たちの悩みは年を重ねるごとに大きくなり、 その責任の重大さに神経を尖らせて審査に専念させていただきました。 応募されたみな様の作品はどれも素晴らしく、苦渋の審査の結果、 今回の入賞26作品となりました。 今まで応募いただきましたみな様には感謝いたしますとともに、これからもみな様が作る 「エンチョーDIYグランプリ」の行方をしっかりと見届けたいと思います。 私たちエンチョーは様々な企業活動を通じ、DIYの楽しさ、素晴らしさをお伝えできるよう より一層努力してまいりますので、変わらぬご理解、ご支援を心よりお願い申し上げます。
審査員特別賞
家族でワイワイガーデンバーベキュー/福島 正道
3歳と2歳になる孫の息子家族が加わり4世代同居となり、そこで孫の成長と共に家族で楽しめるスペースを作成することにしました。デッキ手前には広いスペースを作り夏場はプールも楽しめます。バーベキューコンロ及びキッチン小屋を常設する事によりいつでも手軽にバーベキューも楽しめます。キッチン小屋にはカウンターバー及び入口左側にスモーカーも設置して夜は大人の時間も満喫できます。以前から椅子やテーブル等小さい物は作ったことはありますが、今回の大物は初めてです。キッチン小屋の壁の塗装は妻と孫娘に手伝ってもらいました。3歳の孫娘が自分も手伝った事を今後覚えていてくれれば幸いだと思います。
クリエイティブ賞
平等院/林 和裕
木製模型の五重の塔を見てすばらしいと思い木製の平等院を作りたいと思いました。色々なサイズの棒材で作ってみました。3年前大病を患い2年ほど製作を中断した為、最初に作った中堂がアメ色になっています。
DIY女子部門
こんなの欲しかった~男前アトリエデスク!!/杉山 愛子
自宅にあった白と黒のチェアに合う、パソコン兼用ミシン用のデスクを作ろうとして制作。今、男前インテリアにはまっていて、かっこ良くなるように少しずつ飾り棚をつけたり、扉をつけたりと楽しんでコツコツ作りました。子供達は2人並んでパソコンをみたり、勉強机にもなります。細かい文房具も収納できるかくれ収納も作り、欲しかったアトリエデスクになりました。
DIY学生部門
あしたかっけー(あし多角形)/静岡県立あしたか職業訓練校
職業訓練の一貫でデザインから完成までの流れを学ぶ教材として参加しました。訓練生5名 静岡県立あしたか職業訓練校 生産・サービス科 加工組立コース 全員参加
DIYジュニア部門
おばあちゃんの2ステップ踏み台/ 高橋 伸嘉
蛍光灯の交換や高い場所の掃除に使うのに、市販の脚立では一段一段が高く幅が狭いため不便だというおばあちゃんのために作りました。登る時に支えになるよう最上段に手すりをつけました。掃除用具などをかけておけるようにワイヤーネットをつけました。一番考えたのは収納場所を狭いところでも大丈夫なように、市販の脚立より薄くたためるように工夫したことです。
エンジョイDIY
エコソーラーままごとキッチン/田 寛
孫と一緒にままごと遊びをする為に造りました。どうせならと飾り物ではなく本当に使えるようにしました。環境に優しくしたかったので、電源はソーラーです。よって小さなソーラーパネルも装備してます。換気扇と照明(LED)と水道水が流れます。また別電源でクッキングヒーターも装備しました。苦労した点は、可愛さと実用性の合わせ込みでした。小さいスペースに色々バランス良く配置するのが難しかったです。下部には妖精のレストランジオラマを製作し、癒しの場所としました。キッチンの中にハウスがある?逆転の発想です(笑)
テレしず賞
夢の多肉屋さん多肉棚&作業台/阿南 きみ子
手作りのリメイク缶や大好きな多肉植物の寄せ植えを飾る棚やそれらを制作する為の机が欲しくて作りました。主人にも手伝ってもらい二人で、休日にコツコツ作業を進めました。DIY女子倶楽部で作った作品や可愛い雑貨も飾ってみました。女子力全開の多肉植物棚&作業台ができて大満足!日々多肉植物ライフを楽しんでいます。
Daiichi TV賞
ぶたさんトイレアシスト/大畑 祐希
子供には幅が広すぎて足の踏ん張りがきかないトイレですが、腰を据えてゆっくりしてもらいたく制作しました。普段のたたんだ状態ではぶたさんに、広げると足の置き場に形が変わります
DIYグランプリ作品を詳しく見ることが出来ます。
以下のボタンからpdfダウンロードできます。